9月23日(木) 豪雨が降りしきる中、東京池袋で30名超の参加者を集め関東龍馬塾を開講しました。今回は作家・ 評論家の岬龍一郎先生(※下記に略歴紹介アリ)をお招きして講演頂きました。 当日のレポートは総務局メルマガ編集委員長の松田悦洋からの報告です。
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第2回 関東龍馬塾
9月23日(祝) 17:00~19:00
池袋駅東口近辺会場にて「第2回 関東龍馬塾」を開催致しました。
当日は前日までの猛暑が嘘のような寒さと雨でしたが約30名程の有志の方にお集まり頂く事が出来ました。
今回の関東龍馬塾は作家であり評論家でもある岬龍一郎氏をお招きし、「平成の龍馬に喝!」というテーマで約2時間に亘ってご講演頂きました。
ご講演の中で仰られていたのは、「政治家とは一般の人間よりも影響力を持っている、その責任が政治家にはある」という事でした。 講義の中で感銘を受けたのは『修身斉家治国平天下』という孔子の「大学」に書かれている言葉を説明して頂いた際です。意味としては、「天下 (国家)を治めるには、家庭を斉え、家庭を斉えるには、自分自身を修めるべきである」になります。 政治家や上に立つものとは教養や知識を深め、人としての格を高め正しく在らねばならないのだと再認識させられました。
また、日本人の品格・伝統的精神として「武士道」を忘れてはいけないとも仰っていました。武士道の基本的精神は「仁・義・礼・智・信」 の5つで神道・仏教・儒教などから作り上げられています。仁とは優しさであり、人の上に立つ者が持たなくてはいけない「徳」である。 義とは正義であり、正しい行い、正々堂々と戦う精神である。礼は仁と義の精神を行動として表すものである。智は中庸の精神、 バランス感覚である。信は「仁・義・礼・智」の4つを兼ね備えることで生まれる、信用や信頼である。
政治家を目指す人間は武士道の「信」や騎士道の「ノブレス・オブリージュ」という気高い精神を忘れてはいけないのだと胸に刻みました。
岬氏は龍馬プロジェクトへ「柵に囚われず、自由に新しい日本を創り上げていけ」との思いを述べられました。
「柵に囚われない」「新しい日本」というのは龍馬プロジェクトの理念でもあると私は思っています。
この理念を忘れることなく活動を続けて行こうと改めて思った一日でした。
(文責:松田悦洋 総務局メルマガ編集委員長)
関東龍馬塾開講に先立って、龍馬プロジェクトの説明に熱弁をふるうのは、
藤本一磨習志野市議会議員(本会国民運動担当副会長)。
<講師略歴紹介>
岬 龍一郎(みさき・りゅういちろう)
1946年生まれ。作家・評論家。早稲田大学を経て、情報会社・出版社の 役員を歴任。退職後、著述業のかたわら、人材育成のために 「人間経営塾」 を主宰。国家公務員・地方公務員幹部研修、大手企業研修などの講師を務 め、「人の上に立つ者の人間学」を説いている。
著書に、『内村鑑三の「代表的日本人」を読む』(致知出版社)『新・武士 道』(講談社十α新書)『新渡戸稲造 美しき日本人』 (KKベストセラーズ) 訳書に、『[現代語抄訳]言志四録』『[現代語抄訳]論語』『[新訳]一日一 言』(以上、PHP研究所) 『武士道』『学問のすすめ』『[超訳]論語 自 分を磨く200の言葉』(以上、PHP文庫)など多数がある。
(※出典:PHP研究所HPより引用)
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