イベント報告

  • 2024.04.25
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東海ブロック研修会(日程2024.4.20-21)文責:なかじま和代

文責:なかじま和代(長久手市議会議員)

【研修会1日目】

令和6年4月20日(土)1時半〜5時(ウインクあいち)

1 石川勝会長からのあいさつ

龍馬プロジェクトが会の設立当初にまとめた「国是十則」に基づく活動をするために全国をまわっています。足を運ぶと運んだなりに、新しい学びと出会いがあり、その土地の問題を我がこととして考えることができるようになります。加えて、将来への希望や楽しみも感じられます。何をするかということも大事ですが、誰とするかということの方がもっと大事だと実感しています。今日も新しいご縁をいただいたので、日本のため、自分の住む街のためにそれぞれの立ち位置で何ができるかを共に考えたいです。

2 冨田えいじ東海ブロック長あいさつ

龍馬プロジェクトに入って3年、コロナ禍を経てわかってきたこともある中で、「子どもたちのために何ができるのか」を考え行動しています。今回は、思いを伝え、仲間を増やしていくために必要な2つの研修を用意しました。1日目は龍馬の仲間でもある唐澤さんに講師をお願いしました。まずは自分を変えていけるように学んで欲しいです。

3 講演 「政治家としてのパーソナルデザイン」 パーソナルデザイン代表 唐澤理恵氏

顔を見ただけで「いい人そう」「優しそう」「有能そう」など第一印象があります。アメリカでイメージコンサルティングは、ケネディ大統領vsニクソン大統領の時代から、多民族国家の中で、言葉より、見た目を整えることで好感度が高い印象を伝えるために用いられてきました。コミュニケーションは、初対面の7秒で決まる第一印象とその後の第二印象に差が少ない方がスムーズなことが明らかになっています。

そのため、第一印象は顔、髪型、服装の外見的印象の3要素が主となって決まるので、自身が表現したいコンセプトと同じになるように、戦略的に外見をデザインすることが必要になります。外見タイプの分類を知ることに加え、パーソナルデザインにより大きく変化した事例を紹介いただきました。ワークショップとして、参加者本人が自覚する内面を記入した後、相互に第一印象を発表しました。最後に、自身のパーソナルデザインコンセプト 一目で『○○』とわかる自分を決めて、発表しました。

(講師のアドバイスで、体と足の向きが揃っています)

【研修会2日目】

令和6年4月21日(日)9時半〜12時(ウィンクあいち)

4「リーダーとして、議員として、信頼される声かけの方法」 株式会社ハーモニークリエイション 白石恵美氏

男女雇用機会均等法の第1期生として、これからは男女関係なく実力で仕事ができると期待に胸を膨らませ社会に出ましたが、幾度かの転職の中で、今でいうセクハラやいじめ、人間関係のマネージメントに行き詰まりを感じたため、大学で学び直し、産業カウンセラーになりました。現在は独立し、『人間関係で悩む組織をゼロにすること』をミッションに仕事をしています。

○○ハラと呼ばれるものが130ほどありますが、ハラスメントを日本語にすると、いじめ、嫌がらせ、人権侵害などに置き換えらます。どれも属性に対する、言葉による不快感、不利益、尊厳を傷つける行為のことを言います。

現代、ハラスメントと指摘されることが怖くて指導できない管理職が増えていますが、物差しを揃えることでこの問題は解決できます。アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)に加え、若者とはジェネレーションギャップもあり、それを補うには、丁寧にわかりやすく明文化されたルールを提示することができれば、安心につながります。まず、職場のパワハラの相談には、解釈ではなく、事実を以下の①②③に照らしてジャッジします。

  • 優越的な関係を背景とした言動
  • 業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの
  • 労働者の就業環境が害されるもの

インフルエンザより人に伝染するものの一つ「不機嫌」もハラスメントと分類でき不機嫌ハラスメント(フキハラ)と言います。不機嫌を装うことは、相手に恐怖を与え、コントロールしようとする行為で悪影響があります。組織にとって有益な管理職は「仕事ができる、ご機嫌な人」である一方、有害な管理職は「仕事ができる、不機嫌な人」です。思考は現実化すると心得、ポジティブな言葉を習慣にすることが、部屋の空気、相手との関係を変えることになります。ワークショップでは、悪魔のささやきを天使のささやきに変え(例:ちゃんとしなさい→○○さん、今まで頑張ってきましたね)伝え合いました。リーダー(政治家)は、街の空気を明るくするためにもご機嫌であることが必須です。加えて、人間誰しも失敗するものだと心得、迅速・正確に報告を受け対応策を講じるとともに、リーダー自らも「誤りを素直に認め、謝罪することができる」ことが大切になります。

今回、龍馬プロジェクトのメンバーを含め18人が参加しました。

研修を機に新しい方にも入会いただきました。これからも仲間づくりを頑張ります。

責:なかじま和代

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