イベント報告

  • 2021.08.12
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北海道ブロック 研修会(日程2021.8.11-8.12)文責:近藤憲治

文責:龍馬プロジェクト北海道ブロック長 近藤 憲治(網走市議会議員)

龍馬プロジェクト北海道ブロックは8月11日、12日の両日、北海道稚内市で「北の街から日本の未来を考える」をテーマに研修を行いました。

この日は、外国資本とつながる再生可能エネルギー事業者が自衛隊レーダー基地周辺の土地を買収・所有している現場や実験的に建設された風車などを視察。

地域の実情に理解を深めた上で、地元の千葉一幸・稚内市議会議員による現地レポートを伺いました。

千葉議員は議会で警鐘を鳴らそうとしてもなかなか実態がつかみきれないもどかしさや、地域での関心を喚起していく取り組みの難しさなどに言及。

「現場の実態を肌感覚で把握している地方議員こそが外国資本による土地買収の危険性に理解を深め、安全保障や外交、防衛などにもアンテナを広げておく必要がある」と強調しました。

その後、神谷宗幣会長が「北海道を取り巻く政治状況の歴史的経過と現況」と題して講演。

北海道で顕在化している外国資本の土地買収や経済的影響拡大の背景にある国際情勢や様々なパワーバランスなどを解説。

オーストラリアの実情などにも触れながら地域の人々が現実に向き合っていくことの大切さを指摘しました。

参加された地元市民からは「クライブ・ハミルトン著の『サイレント・インベージョン~オーストラリアにおける中国の影響~』(静かなる侵略、英語: Silent Invasion: China’s influence in Australia)を読んだ。

大変なことだと思ったが、稚内で起きていることも似ていると感じた」などの発言もあり、意見交換も大変盛り上がりました。

2日目は、風力発電の一大拠点となっている宗谷岬周辺などを視察。ロシア・サハリンとの距離の近さを実感しつつ、北辺の地の現実を体感する2日間となりました。

文責:北海道ブロック長 近藤 憲治(網走市議会議員)

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