イベント報告

  • 2019.11.18
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四国ブロック研修会(日程:2019.10.21)文責:落合 輝紀

開催日程:令和元年10月21日(月)9:10~17:50解散

場所:小豆島(香川県)

内容:・瀬戸内国際芸術祭作品鑑賞
・オリーブ収穫体験
・子育て応援セミナー(講師:吉村正剛氏・辻由起子氏)

***

瀬戸内海に浮かぶ島・小豆島(香川県)において
地域に根差す子育てをテーマとした四国ブロック研修を行いました。

各地から集まってくる参加者は皆、船に乗って集まってくるという
ちょっとした非日常から始まり、船内ではさぬきうどんもいただいて
研修への気持ちが高まります。

瀬戸内海の島々を舞台として瀬戸内芸術祭が行われているということもあり
島内各地は観光に訪れた人で活気にあふれていました。
まず午前中は、芸術祭の展示作品をガイドの方に解説していただき
ながら見て回りました。
美術館から解放された作品は島内各地に広がっており
日帰りではとても見終えることができない質と量になっています。
今回は2作品を鑑賞しましたが、作家のアイデンティティを強く主張する
ためにあるのではなく、その土地から生まれ
地域の人に必要をされる作品として、山林や岸壁に佇んでおり
実際に多くの島民と作家が力を合わせて作品を作り上げているそうです。
全国各地、様々な芸術祭が行われていますが、土地に根差し
瀬戸内の島と人にしかできない作品があるという点で
唯一無二の存在だと感じました。

島外からの移住者が開かれた料理店で小豆島の食材がふんだんに使われた昼食を
いただき、参加者の意見交換なども活発に行われました。

その後、小豆島を代表する産物、オリーブの収穫体験を行いました。
オリーブは明治に日本各地で試験栽培がおこなわれましたが
原産地である地中海の温暖な気候と似ていた小豆島で定着し
大きな産業となりました。オリーブはオイルなどの食用としての
イメージが強いですが、海外と違い手摘みする小豆島のオリーブは品質も良く
美容製品に加工されて各地へと出荷されることも多くなっているそうです。
収穫体験はわずかな時間だけでしたが、何千本もあるオリーブの木から
小さなオリーブの実を手摘みしていくスタッフの皆さんの努力と愛情に頭が下がる思いがしました。

 

場所を移動して研修室に入り、子育てをテーマにした講義を
二人の先生からお話いただきました。

吉村正剛先生は動物医療に携わるうち、ペットの病気の裏側に現代社会で
人の抱える問題が隠れていることに気づき
人間の発達過程について研究をされてきました。
現在は淡路島でフリースクールを開き、子供たちの成長を守る活動をしています。
吉村先生のお話は、子供の成長段階を正確にとらえ
教育行政を短期的な社会情勢、本能や感情でとらえるのでなく
医学的な根拠に基づいて考える大切さを教えてもらいました。

続いて、辻由起子先生の講義では人が集団として
生きていく中で起こる様々な問題と原因を
多くの資料を示してお話してくださいました。
自身の体験を重ねてお話くださったのは
毎日子供と接する中で息が詰まる瞬間や孤独感など
子育てをする人にとって誰もが一度は感じたことがあるだろう内容で
その場にいた人の心を揺さぶらずにはいられなかったでしょう。

内容を詰め込んだ急ぎ足の研修となりましたが、参加した人の意識を変え
明日からの行動が違ってくる、有意義なものになっていれば幸いです。

次回、令和2年度の研修は徳島で行います。皆様のご参加をお待ちしております。

文責:落合 輝紀(龍馬プロジェクト全国会 副ブロック長)

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