イベント報告

  • 2018.03.14
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女性部会 研修会(日程:2018.02.24)文責:金場弘枝

平成30年2月24日に「女性部会研修会」を愛知県名古屋市にて開催致しました。

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女性部会としましては、今年度初の開催となりましたが、
関西のみならず、関東・北陸など男女合わせて約30名の方々にお越し頂き
華やかな時間となりました。

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「日本人としての美しい立居振る舞いと精神性を磨く」と題して
ポール・ボキューズさんの美味しいランチを頂きながらのマナーレッスン
そして杉田水脈氏の講演会の二部構成でした。

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第一部は、世界27カ国のプロトコールをご指導されていらっしゃる
マナー指導家の藤井寛子先生をお招きし、フルコースの頂き方を学びました。
ナプキンの扱い方から始まり、カトラリーの持ち方、置き方やスープの食べ方
イギリス式、フランス式での違い、各国によってのタブーなど
知っているようで知らないこともたくさんありました。

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国内外を問わず、人間関係における「食」
「あなたのことをもっと知りたい」というコミュニケーションツールであること。
そして、マナーは相手への思いやりであること、その教養は人生のものさしになること
など、さまざまな事例もご教示頂きながらの学びでした。

マナーと聞くと堅苦しい礼儀作法を思われがちですが
心の置き方、向け方、動かし方でもあると感じました。

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第二部は、衆議院議員であり、龍馬プロジェクト女性部会長でもある杉田水脈氏の講演。

子育て支援や少子化対策、また待機児童問題にしても、供の視点が抜けており、
確かに保育園待機したい子どもはいない、いるのは、預けたい親がいること。
子供の夜更かしについても、日本が世界一多いことこれは海外では虐待にもなりうることなど、
時事問題や過去の歴史を切り口にし「日本人女性としての在り方」をお伝え頂きました。

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女性蔑視にしてもクォーター制度導入ではなく、
やりたい人がチャレンジできる社会を作ることが大切で、
例えば、政治家は、もう二世、3世がやる仕事とか、世襲ではなく
誰もがカッコいいと思う仕事にすべきで、カッコいいと思われる政治家に
なるべきだという話が印象的でした。

いくつからでもチャレンジできること、目標になるような女性が増えること
かっこよく仕事をしているところをもっと見せていくこと
その為にも、知識と教養を深め何が正しいか、何が真実かを見極める目を持つことも必要。
「女性はもっと胸をはってもいいんじゃない!?」
という水脈氏の言葉には重みと深みがありました。

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これからの日本、そして日本人女性として どう在るべきで、どう成る必要があるのかを
考えさせられる有意義な時間となりました。
講師の先生、そしてご参加くださいました皆様ありがとうございました。

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■参加者の方からのアンケートを一部抜粋

高校生の時、学年全員でホテルのマナーレッスンを受けて以来のマナーレッスンでした。
イメージしていた型を覚えるものというよりは、講師の先生のおっしゃっていた
「あなたのことをよりよく知るための場としての食事の席」で相手に不快感を与えない
最低限のタブーを知っておくこと、相手と協調したい時に必要なことなどをお話しいただいて
とても興味深くお話しを聞くことができました。
ナプキン一つを取っても、開くタイミングは?途中で席を外際どこに?食事が終わったら?
など教わることがたくさんでした。
マナーレッスンでは、主催者と主賓の動きがいかに大切かを知ることができました。
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杉田水脈先生の講演では、子育て支援について、日本では初めて
お母さんになった人(大人)の生活スタイルに合わせて支援策が必要になっている
現実があり、子どもの視点が抜けているのではないかとお話しでした。
女性の幸せの形は多様でお母さんになることで何か損をするんだということでは
少子化は止まらないとも考えられ、難しいなぁと思いました。

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チラシや当日の予定表(講師プロフィール紹介)も可愛らしいものでした。
着ている服、食べ方、楽しみ方などなかなか教わることのない部分が場面場面で
見られていると感じます。
今回の講座は、相手と良好な関係を築くきっかけにすぐ実践できる内容でした。
楽しく美味しい時間とともにたくさんの学びをありがとうございました。

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今後は、女性部会員同士の交流や内部研修の場、
ならびに外部研修を、次年度でも開催していきたいと思います。

文責:女性部会 金場弘枝

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