イベント報告

  • 2011.08.31
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8月30日 第3回 関西龍馬塾 ~ Facebokの活用方法 ~

8月30日に関西ブロックにて、今ネット業界で注目を集めているSNS、 Facebookの政治の世界での活用法について勉強会が開かれました。当日の模様は、竹内太司朗守口市議会議員、 及び神谷会長事務所のインターン杉岡宏基から報告させて頂きます。

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今回の研修会は、森岡WEB企画代表取締役森岡昇馬氏による『Facebook研修会』でした。 Facebookのホーム画面にあるメニュー項目の基本的な解説だけでなく、 Facebookをどのように活用すればよいのかなどを解説していただき、とても興味深く実践的な内容でした。

関西龍馬①

まず、Facebookホーム画面のメニュー項目にある「ニュースフィード」、「メッセージ」、 「イベント」、「友達」 の機能について解説していただきました。

「ニュースフィード」ではFacebookユーザーやその友達が投稿した記事(近況)・ 写真などを閲覧することができます。 これを活用する際の悪い例として、 Twitterとの連動によりTwitterのツイートをFacebookに投稿することを挙げられました。 Twitterはよりラフなイメージで、Facebookの持つ性格とは異なるそうです。

「メッセージ」は、Facebook内でできるメールのようなものです。一斉送信も可能です。

「イベント」はFacebook独自の機能です。例えば、 講演会などを行う際に友人に招待状を送ることができ、出欠確認等もできます。 活用のポイントとしては、 ただ招待するだけでなく写真やメッセージなどを付けると、信頼性が上がるとのことでした。また「シェア」 という機能を併用することができ、友達同士だけでなく友達の友達といったところまで同じ情報をシェア、 つまり共有することができます。

「友達」は名前で友人を検索できたり、 すでに友達になった人との間で共通の友達を発見したりと、 繋がりを広げるための便利な機能があります。しかし、 これを活用する際には注意が必要です。むやみやたらに友達を増やしてしまうと、 アカウント情報などを盗まれる危険性なども出てくるということです。友達の機能ではさらに「グループ」を作成することもできます。 グループを作成することにより、そのグループだけにメールを一斉送信したり、イベントに招待できるといった便利さも出てきます。

さらに、Facebookにはアプリ機能があり、さらに機能を拡大できる便利なアプリもあります。 しかし、 中にはウイルス感染を引き起こす危険なアプリも存在するそうです。森岡氏のおすすめアプリは、 ウイルス感染などを発見できる 『Nortonアプリ』、自分が誰に「いいね」をつけたのかがわかる『いいねログ』、 友達に友達申請を取り消された場合にわかる 『unfriend Finder』でした。

関西龍馬②

次に、アカウントやプライバシー、 プロフィールなどの個人情報の設定についてです。名前や趣味、性別、誕生日などのほか、 写真も登録できます。また、 学歴なども登録することができるので、友達を探す際には便利な情報となります。 さまざまな情報を登録すればするほど、信頼性も増します。 写真が登録されていなかったり、明らかにおかしな友達がたくさんいることなどで、 怪しいユーザーがどうか判断する基準となるそうです。 特徴的な機能としては、アカウント設定にある「ユーザーネーム」のフォームで、 http://www.facebook.com/の後のアドレスが自分の名前などに変更できることです。 名刺などにこのアドレスを書いておくだけで、初めて出会う人にFacebookユーザーであることを知らせることができます。

最後に、パソコンからは使用できない機能で、 スマートフォン・携帯からのみ使用できる機能があります。それは「スポット」という機能です。 スマートフォンや携帯から位置情報を入手し、 自分が今いる場所を写真や文章などとともに投稿できる機能です。 遅刻したユーザーにも自分のいる場所を教えることができるので、 待ち合わせの際などに便利な機能となります。また、 Facebookユーザーの友人と一緒にいる場合には「タグ付け」という機能を使うことで、 誰と一緒にいるのかを投稿することもできます。 タグ付け機能は写真にも使うことができ、写真に写っている人をタグ付けし、 紹介することもできます。

上記のように、Facebookには様々な便利な機能があります。議員として、 Facebookを活用すれば、 同じ志を持つ仲間を増やしたり、情報交換、意見交換の場を増やすこともできます。また、 市民の方々にも議員がどんな場所にいてどのような仕事をしているのかを知ってもらえる情報発信ツールにもなります。 Facebookはホームページやブログなどに埋め込むことができる(ソーシャルプラグイン)ので、 幅広いユーザーと交流できます。 最近の傾向としては、 武雄市のようにFacebookを公式ホームページとして利用している市もあります。 武雄市のホームページの運営は全てFacebookで行われております。

龍馬プロジェクトは若く政治を志す志士たちが集まっている団体です。政治・ 経済を学ぶことはもちろんのこと、 新しい世代を牽引するためにはFacebookなどの新しいツールについても学んでいければなりません。 この研修をきっかけに、 時代に合った政治の展開について考えていく必要を感じました。

(文責: 竹内太司朗 本会国民啓発委員会副委員長 守口市議会議員)

皆様はじめまして。8月より神谷宗幣事務所のインターン8期生として活動している、杉岡宏基と申します。8月30日に開かれた、 龍馬プロジェクト・関西ブロック勉強会に出席しました。今回の内容は、Facebook活用法についてでした。講師には、 株式会社森岡web企画代表取締役の森岡昇馬さんをお招きしました。

参加された方々の多くは、龍馬プロジェクトに関係する地方議員とそのインターン生で、20代・30代の若者がほとんどでした。勉強会では、 まずFacebookの特徴や、機能などの基礎知識を学習したうえで、それらを活用して、リアルな人間関係をネット(Facebook) とリンクさせ、さらに濃く効率的に関係を深化させていくこと、自分の情報をリアルタイムで友人に発信して、 交流する事などを目的とすることを、最終的な目標にしていくという活用方法が紹介されました。

カナダやアメリカなどの国では、人口のおよそ半分がFacebook使用者です。そんな中日本でも、 Twitterやmixiと言った類似機能を持つサービスのユーザーが減少傾向にある中、その多くはFacebookに流れ、2011年は 「Facebook元年」とまで呼ばれるほどに、Facebook人口が増加の一途をたどっています。 それほどにまで利用者が増加している背景には、①実名登録が原則であること、②リアルな人間関係の延長線上であること、が挙げられます。

Facebookの様々な機能を、今回の勉強会で教わりました。非常に便利で、人間関係の繋がりを見ることもできますし、 リアルな人間関係の延長線上として、多くの交流も簡単になるというメリットが大きいと思います。しかしその一方で、なりすましや、 ネットだからこその誤解や、すれ違いによる友情関係の縺れに発展する可能性も大いに考えられます。便利な機能ほど、 そのリスクは非常に高くなってきます。リアルな人間関係の延長線上であっても、実際に顔は見えないですし、相手の感じ方、とらえ方など、 些細な点に関しては分からないのが、ネット社会の現実です。リスクを常に意識しながら、コミュニケーションしたり、 情報発信することが大切だと感じました。

これからますますネット社会化してくる中で、ネットにおけるマナーや、知っておかなければならない知識を学ぶことの出来た、勉強会でした。

(文責: 杉岡宏基 吹田市議会議員 神谷宗幣事務所インターン8期生)

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