龍馬プロジェクト

イベント報告

  • 2010.12.31
  • イベント報告

東海ブロックによる「議会改革の提言内容」

東海ブロックによる「議会改革の提言内容」

龍馬プロジェクト東海ブロックでは、「議会改革」をテーマに半年間かけて研究、議論を行い、 提言としてまとめるに至りましたので、下記の通りここにご報告させて頂きます。

東海ブロックでは・・・
7月末にブロック幹部会議を行い
8月の名古屋キャラバンでブロック内のメンバーに承認され、
9月、10月、11月と東海龍馬塾を毎月行い議論を重ね
12月には、提言取りまとめ委員会(委員長 田崎長久手町議)により委員会内で
今までの議論をふまえた取りまとめを行いました。

東海ブロックとして、下記内容を提案させて頂きます。
(※注:全国会としての提言ではございません。あくまでブロック単位の提言となります。)

以下に提言内容を抜粋します。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

東海龍馬塾が提言する議会改革 草案

目次
はじめに
1.提言の趣旨(なぜ地方議会改革に取り組むのか)
2.「地方議会改革」の基本理念
3.龍馬プロジェクト全国会 東海ブロックが考える地方議会改革  (提言)
4.むすび 龍馬プロジェクト全国会 東海ブロックが最終的に目指すもの

はじめに
議会議員は住民の代表者であり、単なる代弁者であってはならないのです。
住民からの要望や意見を政治家としての議員が一度自分の考えに落とし込み、
調査して勉強して発言しなければなりません。
議員自身がビジョンを持たず、一部の有権者の声に迎合するだけでは、単なる代弁者にすぎません。しかしながら、 地方議会の現状はこの単なる代弁者が多いように見受けられます。
このままでは、誰しもが未来に希望を持てないばかりか、国を愛し、誇りを持つなど不可能です。龍馬プロジェクト全国会東海ブロックとしては、 この地方議会の「議会改革」をメインテーマに掲げ、先見性と大局観を持ち地方から国を良くする「良質な政治家」を数多く輩出するため、 『政治は政治家だけでは変えられない』との理念のもと、学生も含めた政治家以外のたくさんの職業・立場の賛同する同志たちと共に議論、提言、 実行するための勉強会として、『東海龍馬塾』を開催し、議会改革に関する提言をとりまとめるに至りました。

1.提言の趣旨(なぜ地方議会改革に取り組むのか)
(1)地方議会を取り巻く状況
○そもそも議会が必要か?ボランティアでいいのではないか?という声が上がっている。
○国による画一的な統治の仕方には限界がある。
○地方自治体、地方議会には、国に依存しなければ地方行政は成り立たないという発想が根深く存在する。
○税金の使い方の議論が行われない。
○「単なる地域の代弁者」大衆迎合的な風土が根強い。
○場当たり的で先見性が無い議論になってしまっている。
〇定数削減や報酬削減が議会改革と勘違いされている。それが議会改革の本質ではない。(しかし、 議員自らが決断すれば実行可能なこれくらいの改革もできないようではダメ)
○市民と議会・議員との真剣な討論の場がない。

現状では
それを打破するために地方議会改革に取り組む必要がある。

(2)新たな地方議会の責務
○「単なる代弁者」を超える議会議員が求められている。
○夢のあるビジョンを提示できる議会議員が求められている。
○受益と負担の原則によるバラマキ政治からの脱却が求められている。
○単なる監視機能・追認機関からの脱皮が求められている。
○議会による行政課題の収集と解決が求められている。
○議会主導の予算編成への挑戦、積極的に関与することが求められている。
○市民との議論を恐れず迎合しない強い意志が求められている。
(但し、市民との議論は必要である)
○組織を隠れ蓑とせず一身独立する姿勢が求められている。

2.「地方議会改革」の基本理念
○良質な政治家(社会の模範となる人間)を輩出していくこと。
○先見性と新たな国を創る幅広い視点を兼ね備えた議員の集団となること。
○地方分権・地域主権への取組みをおこなうこと。
○住民に対する開かれた議会づくりをおこなうこと。

3.龍馬プロジェクト全国会 東海ブロックが考える地方議会改革  (提言)
(1)我々が考える地方議会の必要性
『議員が個として自立し、責任を取る覚悟がある議会なら』という「条件付き必要」である。

(2)必要とされる議会に変えていく為には
○議会の質を変えるには、“議会を構成する人”の質を変える必要がある。
議会の質を高めるためには、議員が「プロの仕事をする」ことである。
→求められる能力・スキルがある。
・弁論・ディベート能力の向上
・問題解決能力・創造力の向上→役所へのお願いから提案へ
・リスク予見・管理能力
・自己研鑽力
・可視化能力
・ビジョン構想力(自分の出身の地区だけではなく、自治体全体をどうするかというビジョンが必要)
・チェック&バランスからチェック&ガバナンス

○社会全体の「地方自治への理解」、「地方議会への関心=議員を選ぶ目」を向上させる必要がある。 ⇒たとえば中学生もしくは高校生のうちから地方自治に関心を持たせるような教育を盛り込むことが求められる。
〇地方自治法の抜本的な見直しを行い、議会の機能や役割、全国杓子定規の地方自治制度を変える。
〇議員しか職業をできないような議員はいらない→議員のサラリーマン化を回避する。

(3)市民とつくる議会改革
『政治は政治家だけでは変えられない』ので、学生も含めた政治家以外のたくさんの職業・立場の賛同する同志たちと共に議論、提言、 実行していく必要がある。
例えば、シビックジャーナリズムの活用による草の根的な、市民によるより身近な情報提供や情報共有、チェック機能の向上を促す事により、 政治家による自己満足ではなく市民と一体となった本当に必要なものは何かという事を考えうる政治環境の構築による議会改革を目指すようなこと。

1)東海エリアにおける議会改革の地域モデルの確立
○市民との健全な対話の為に、双方向の意見交換や情報共有を促進する。
○市民参加による「地域の政策構想」づくりを進める。
○当選後、選挙公約の達成状況や残りの任期での目標設定 などを、多様な広報媒体を用いて適宜市民へ説明する。
○議員定数や報酬、政務調査費などの妥当性について検証し、市民への説明や意見集約を経た上で、あるべき姿を見い出して行く。
○必要に応じて条例の制定、議案の修正、決議等を行い、市長等執行機関に対し積極的に政策提言する。
○市長等執行機関が進める政策や事務事業等に対し多角的な検証と評価を行い、決算審査を通じて事業仕分け的提言を行う。
○予算編成過程の透明化を求め、市民や議会の意見を反映させる仕組みづくりを推進する。
○委員会活動の充実と、議員間の討議を促進し、成熟した議会への進化をはかる。○当面は二元代表制を機能させることを主眼としつつ、中・ 長期的には二元代表制の是非についての国民的議論を深め、制度のあり方を根本から検証する。
○多様な媒体(広報紙やIT、直接対話など)を用いて、市民へ定期的・積極的にわかりやすい情報発信を行う。
例えば、シビックジャーナリズムの活用による草の根的な、市民によるより身近な情報提供や情報共有、チェック機能の向上を促す事により、 政治家による自己満足ではなく市民と一体となった本当に必要なものは何かという事を考えうる政治環境の構築による議会改革を目指すような取り組み。
○政策形成過程や議会活動、議員活動に対し、各界各層のみなさんからの意見集約の場を定期的に設ける。

2)東海龍馬塾を定期的に開催し議員の質を向上、研鑽していく。
3)東海ブロックから龍馬プロジェクト全国会を通じて全国へ発信する。

(シビックジャーナリズムに関する参考イメージ)

Civic Journalism

4.むすび 龍馬プロジェクト全国会 東海ブロックが最終的に目指すもの
上記提言によって龍馬プロジェクト全国会 東海ブロックが最終的に目指す地方議会の姿または議会改革は、以下の点にある。
①「良質な政治家の輩出」プロフェショナル化
②「地方から国を変える」議会の機能など地方自治法の抜本的な見直し
③「生まれ・育ち・働き・安心して生活できる地域社会の確立・ブランド化への挑戦」
④「監視機能を超えた政策議会」への転換
⑤「子どもから大人まで、すべての人に尊敬される、誇り高き討論の場へ」
⑥自分の出身の地区だけではなく、自治体全体をどうするかというビジョンを持つ議員が議会を構成すること。
⑦二元代表制を機能させる。さらには二元代表制以外のあり方を模索する。
⑧議員のサラリーマン化を回避(議員しか職業をできないような議員はいらない)
(連続当選回数に制限を設け議員という職の流動化や透明性、質の向上を目指す事について今後、議論が必要と考える)
⑨議員のみによる議会改革ではなく、真の議会改革を目指す我らは有権者/市民における意識改革も促す必要があると考える。

以上

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